当店のお客様からのご紹介で、
水染みが気に成るお客様からボディポリッシュとカーコーティングのご依頼を承りました。
先ずは車両の状態から確認して行きましょう。
ガラスもボディも水染みで覆われて、著しく美観が失われていました。
しかし一言で「水染み」と言っても、水染みが出来る要素は様々です。
今回の水染みが出来た最大の要素は、
洗車時に多用したワックス成分が最大の要因かと思われます。
先ずは足回りの洗浄から進めていきます。
ホイールの素材に、ケミカルに対する耐性があるか確認するために
パッチテストを行いまして、
慎重に進めていきます。
まず最初は、油分を落とすアルカリ洗剤と鉄粉除去剤(酸化還元剤)で、
汚れを緩めて落としていきます。
スープラと言う国産車の名前を冠しておりますが、部品・製造を含めてドイツのBMW社製、
ホイールの汚れ方も輸入車並みです。
アルカリ洗浄後、十分に洗い流しましたら、
贅沢に界面活性剤をブレンドした酸性ケミカルで更に洗浄して行きます。
ホイール洗浄後、洗車に進みます。
様々なケミカルで細部洗浄。
くれぐれも、酸性洗剤とアルカリ洗剤は併用しないように注意が必要です。
その後、水切りを済ませ、
大事な部分を保護するマスキングして、
ファーストポリッシュ
塗装硬度はドイツ車そのまま・・・
当店が使用するポリッシャーは、RUPSのBR112改
ポリッシャーの仕事量は、
オービット幅と回転量で決まります。
だから、21mm等と言う大オービットポリッシャーが登場したんです。
しかし、艶を上げるポリッシャーの「キレ」は、
BR112でしか出せない。
スグレモノです。
磨き調整後
磨き専用リフトで車体を持ち上げて、
スポットライトに正対した状態で磨き込みます。
ファーストポリッシュ後、脱脂洗車をして、
その後、専用の磨き調整剤で、
コーティングの定着を上げつつ、
仕上げ磨きをする結合研磨。
脱脂洗車後にコーティング施工?
当店はその仕上げに疑問を感じます。
純水器を通しても、
見える環境下で確認すれば、
洗車後に微細な水染みが確認できるのです。
磨き上げてから施工した方が仕上がりはイイのです。
だから、
コーティング剤の定着を邪魔しない結合研磨なのです。
トヨタ、GRスープラのセラミックコーティング完成です。
この度は当店をご利用いただきありがとうございました。
今後はメンテナンスを通して、
5年間サポートをさせて頂きます。